景観保全活動 2013秋 9/17~182013年09月19日 22:06

台風18号の影響で、秋の保全活動は予定より1日遅れで、かつ短縮して実施しました。
台風一過で、両日とも快晴すぎる程の快晴で、気持ちの良い保全活動ができました。
参加者は、東京農大自然環境保全学研究室の学生さんを中心に、そのOBや日本ナショナルトラストスタッフ、会員の方など8名でした。

●1日目
ヌマガヤの種の採取(ニセ巻機下にて)、裸地へのヌマガヤの種まきと植生マット敷設
         ヌマガヤの種取作業
         ヌマガヤ

         植生マットの敷設


●2日目
引き続き裸地への植生マットの敷設、木道工事で発生した植生ブロックの再度植え直し



         東京農大地域環境学部、自然環境保全学研究室の学生たち


●お願い
 8合目からニセ巻機頂上部にかけてのガレ場です。下写真の赤線部分が登山道です。その両側は、植生復元のための土止めや種まきなどの作業を行っているエリアです。よって、植生復元場所には入らないようにご協力をお願いいたします。

保全活動 2013年夏 08/24~272013年09月06日 20:42

●24日(土) 施工予定地の現地確認を行う(朝日平から谷川岳縦走路分岐付近)。
緑化ネットの留め用ピンの作成

 ●25日(日) 朝日平付近にてヒゲノガリヤスの種採りを実施。御機屋下部の浸食場所へ、木道の廃材を敷き詰めて土止めを行う。 天候が回復したため、牛ケ岳の状況の視察を行う。竜王平付近の木道退避場所を、木道の廃材を活用して設置する。




●26日(月)朝日平分岐付近の土止め土嚢の破損を修理及び補修を行う。午後から、8合目付近のガレ場へヒゲノガリヤスの播種とネットの設置を行う。ネット敷設28㎡。




  全体的には天候に恵まれ、気持ちの良い状況の中で作業ができました。しかしながら、出発の時は、降雨でありかつ気温が低い状態であったり、作業中に突然の雨があったりという場面もありました。東京農業大学造園科学科の学生さんや関係者を中心とした作業メンバーに、一般参加として東京都山岳連盟、新潟県山岳協会、日本ナショナルトラストの会員の方等の参加があり、総勢約25名程の参加でした。

  巻機山の山頂付近や、避難小屋付近では、雪解けが遅かった場所もあり、夏の花であるコバイケイソウが良く見られました