よみがえれ 池塘よ 草原よ 新潟県と群馬県の境に位置する巻機山でおこなわれている、景観保全の山岳ボランティア活動です。 巻機山山頂は、毎年10メートルを越す雪に覆われます。その厳しい自然が、大きな木が生育しずらく、そのかわりにのびやかな草原(雪田草原)が広がっています。そこに池塘が点在し、オオシラビソがアクセントを加え、優美な姿を私たちに見せてくれます。 そこは、湿潤な泥炭層で形成されています。このような自然は脆弱で、登山者の踏みつけにより裸地化し、それが風雨等により、急速に破壊されてしまいます。その破壊された風景を、木道の敷設、階段の設置、自生植物の播種と保全、土砂で埋もれた池塘の復元等を行政、地元、外郭団体、大学等と連携して作業を進めてきました。 作業現場は、標高約2,000メートル、片道約5時間の登りというたいへんな条件です。厳しい自然に磨かれた優美な巻機山の景観を守り、後世に伝え、そして他の山にもこの技術を伝えられればという思いで活動をおこなっています。
by 巻機山景観保全ボランティアーズ [植生復元技術] [コメント(0)|トラックバック(0)]
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