巻機山ボランティア活動の今後に関する意見交換会2015年07月28日 05:13

2015年7月25日(土) 南魚沼市役所 会議室にて
 この活動は、約40年間さまざまな方々の支援を得ながら、市民ボランティア活動として継続してきました。特に新潟県環境企画課の継続的な保全事業のおかげもあり、想定を超える植生復元の成果をあげることができました。
 しかしながら、歳月の積み重ねに伴い、ボランティア活動の核となってきたスタッフなどの状況変化などもあり、今後の活動継続に新たな課題も見えてきました。ついては、これまでこの活動に関わりのある方々からのご意見を聞き、今後の活動の在り方や可能性などを検討したく、この会を開催しました。
 また、このような形で関係される方々が集まるのは初めてであります。

■呼びかけ団体
巻機山景観保全ボランティアーズ
公益財団法人日本ナショナルトラスト
新潟県南魚沼市商工観光課

■参加団体
巻友会会長さん他、清水森林組合長さん、清水区長さん、清水旅館組合さん
新潟県山岳協会自然保護委員会委員長様
県内ボランティア参加者の方々
新潟県環境企画課自然保護係ご担当者様、南魚沼市商工観光課巻機山ご担当者様
公益財団法人日本ナショナルトラスト巻機山ご担当者様
巻機山景観保全ボランティアーズ(代表松本、麻生、栗田、横井、岩附、関口、伊東)

■意見交換
・最近は登山道が荒れてきている。植生復元エリアと登山道の見分けがつきにくく、
登山道を外れて歩く登山者をよく見る。規制ロープなどを使って登山道の明確化を
行うと良いと思う。
・植生復元の意義を適切に伝えれば、作業ボランティアの動員をかけやすいであろう。
・活動のスケジュールが事前にわかれば、会としても参加するものがいると思う。
・山麓に山小屋をもっている大学がある。その方々にも活動の情報を提供すれば協力
してくれる可能性があるのでは。
・地元の方でも巻機山の良さを知らない方も多いと思う。何等か協力していきたい。
などなど

■まとめ
・今後は、この活動の中心スタッフも世代交代を行っていくこととしている。活動初期は、
植生復元の技術論、植生がある程度回復してきた現在は活動運営論が核となってきている。将来としては両面を考えた総合的な管理運営という課題に取り組んでいかなけらばならないと思われます。
・このようなことを考えつつ、これからもこの活動を継続していくこととしたい。今後とも
皆様ご協力をお願いいたします。




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